Cases事例紹介

株式会社野村自動車

外国人メカニックが活躍する自動車整備工場

  • 自動車整備
  • 技能実習
  • 特定技能
  • インドネシア

企業様情報

企業名 株式会社野村自動車
所在地 愛知県刈谷市
業務内容 自動車販売、整備、板金塗装、フレーム修正
有料職業紹介事業者
監理団体 オーシャンロード協同組合

企業様インタビュー

取締役 野村啓太様

「人手不足で困っているのであれば、外国人採用を前向きに検討する価値は大いにあると思いますよ!」

外国人のメカニックを採用しようと思ったきっかけを教えてください。

やはり最初のきっかけは人材不足でした。日本人の整備士をずっと募集していたのですが、なかなか集まらないんです。そんなと きに、外国人を雇用できる制度の存在を知って。実際に検討する中で、キャリアカラーズさんに相談したところ、国際貢献にもなる技能実習生に興味を持ちました。外国人雇用にチャレンジできたのは、採用手続きや 人材紹介のサポートを受けられるという話を伺ったのが大きかったですね。
今は、技能実習生で受け入れた外国人メカニックが、実習が終了した後も、特定技能外国人として、弊社で働いています。

採用にあたって、不安に思われた点はありましたか?

一番気になったのは言葉の壁です。自動車整備って、単純に部品を交換するだけでなく、お客様から「こんな音がするんだけ ど」と言われたときに原因を追究していくような場面が多いので、微妙なニュアンスをどこまで伝えられるかな、という不安が ありました。 ただ、実際にはオーシャンロード協同組合さんで通訳をしてくれる方がいたり、専門的な用語の説明を手助けしてくれたりするので、か なり助かっています。もちろん日本語が完璧なわけではないですが、コミュニケーションは思ったほど困りませんでした。

実際にメカニックとして働いてもらって、良かった点や課題はありますか?

車検や点検といった定型業務は、半年ほどで問題なく任せられるようになりました。彼らは真面目で、手順通りにやればスムーズに作業できるので、現場としても非常に助かっています。
一方で、故障診断など原因追究が必要な作業はまだ難しいですね。これは日本人の新人でも難しい部分なので、時間をかけて教え込む必要があるでしょう。そこは今後のステップアップに期待しているところです。

オーシャンロード協同組合のサポートで助かっている部分を教えてください。

まず、通訳のサポートですね。たとえばケガをして病院に行ったときや、保険の細かい説明をするときなど、専門用語が多い場 面で通訳の方がいてくれると非常に安心です。もし日本語だけで説明しなきゃいけないとなると、微妙な行き違いが起きる可 能性がありますから。 それから、外国人向けの行政手続きや在留資格の更新などはよくわからないところも多いので、そこをオーシャンロード協同組合さん に任せられるのは大きいですね。私たちとしては普段あまり触れない分野なので助かります。 あと現場でいうと、専門用語の翻訳を用意してくれたり、必要な情報をまとめて本人たちに伝えてくれたり。ちょっとしたこと ですが、そういう細かいフォローのおかげで現場作業に集中しやすいです。

業務以外で、外国人材を受け入れる上で大変だったことはありますか?

大きいのは住まい探しですね。「外国人不可」という物件も少なくなくて。たまたま外国人材が住んでいたアパートを転居しないといけないときがありましたが、オーシャンロード協同組合さんに外国人材への説明をサポートしてもらったりして助かりました。 あとはやっぱり文化や生活習慣の違いでしょうか。油物料理を頻繁に作るとシンクが汚れやすいとか、ゴミ出しのタイミング に慣れずに部屋に虫が出てしまうとか。そういったトラブルもないわけではありません。ただ、事前に注意喚起をしておけば 改善してくれるので、今のところ大きな問題にはなっていません。

外国人スタッフならではの印象的な出来事はありましたか?

仕事とは関係ありませんが、休日に川で溺れていた子どもを助けて、警察に表彰されたスタッフがいたんです。こちらは警察から連絡をもらうまで知らなくて、最初は「何かトラブルでも起こしたのかな」と思ってしまいました(笑)。
聞いてみたら「偶然助けた」という感じで、本人たちはあまり大げさに考えていないようでしたが、周りとしては「すごいな」と驚きましたね。

外国人材を採用しようと考えている企業に、アドバイスやメッセージはありますか?

車検や点検など、決まった手順で進む作業はすぐに覚えてくれます。故障診断のような難しい作業も、2~3年経験を積めばできるようになるんじゃないでしょうか。
整備業界は慢性的に人手不足ですし、彼らが来てくれたおかげで作業効率も上がりました。もし迷っているなら、一度相談してみるのも手だと思います。
※このインタビューは2024年12月に実施しました

外国人材インタビュー

マリオさん

自動車整備

  • 特定技能
  • 技能実習
  • インドネシア

日本の技術はスゴイのでとても勉強になりますよ!

日本に来てどれくらい経ち、現在はどんなお仕事をしていますか?

日本にきて5年半ほどです。最初は、技能実習生として、㈱野村自動車で働き始めました。3年経った後に、もう少し日本で働きたくて、特定技能として働いています。 仕事は自動車整備をしています。車やバイクの点検や車検などが主な作業です。もともと乗り物 が好きなので、毎日楽しく働いています。

この仕事で、どんなところにやりがいを感じますか?

車を修理して、また動くようになったときに大きな喜びを感じます。体を使う作業も多いですが、自分には合っていると思います。

来日する前、日本についてどんなイメージがありましたか?

「日本は技術がすごい」という印象がありました。実際に働いてみると、専門的な知識がたくさん必要で、とても勉強になります。最初は大変でしたが、好きな仕事なので頑張れました。

日本に来てから、特に苦労したことは何ですか?

やはり日本語です。専門用語も多いので、初めはわからないことがたくさんありました。でも、先輩や同僚がわかりやすく教えてくれたので、少しずつ覚えました。今では仕事の会話もだいぶスムーズになりました。

今後の目標や夢を教えてください。

将来はアメリカの大学に進学したいです。経済制度を学んだり、家族も連れて行けるように準備をしています。日本で学んだ整備の技術は、海外でもきっと役に立つと思います。まずは今の仕事をしっかり頑張りたいです。

※このインタビューは2024年12月に実施しました

スタンさん

自動車整備

  • 技能実習
  • インドネシア

日本はいろいろな技術を学ぶのにとても良い場所です。言葉や文化の違いは大変ですが、好きなアニメで日本語を勉強すれば、楽しみながら続けられます!

来日したのはいつで、現在はどんな仕事を担当していますか?

3年前に日本に来ました。ずっと自動車整備の仕事をしています。車検や点検、電気のチェックなど、いろいろな作業をします。最初は戸惑うことが多かったですが、今はだいぶ慣れました。

日本で働きたいと思ったきっかけは何ですか?

子どものころからアニメが好きで、『ワンピース』や『ナルト』をよく見ていました。それで日本の文化に興味を持ち、さらに自動車整備の技術を学べる国だと思って来日を決めました。

日本語はどのように勉強しましたか?

好きなアニメを日本語の音声で見ながら、わからない言葉は翻訳アプリで調べました。職場の先輩にも聞きながら勉強したので、1年ぐらいで日常会話には困らなくなりました。

お仕事で楽しいと感じるのはどんなときですか?

毎日、いろいろな車に触れるので新しい知識が増えます。難しい修理ができたときは「もっと頑張りたい!」と思えて、やる気がわいてきます。

将来の夢はありますか?

いつか自分の修理工場を開きたいです。インドネシアに帰って、車やオートバイを整備・改造できるお店を作りたいと思っています。日本で学んだことを生かして、地元でも活躍したいです。

※このインタビューは2024年12月に実施しました
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